両用レンズとは

多焦点と単焦点

たとえばメガネをかけて車で買い物に行き、メガネをかけたまま売場を見て回り、手に取った品物の値段や品質表示を読む。あるいは仕事で書類やパソコン画面、スマホなどの小さな文字を見ながら離れた場所にある掲示版や人の顔も見る必要がある。
ほんの一例ですが、こんな用途に向いているのが両用レンズで多焦点レンズ」とも言います。ついでに覚えていただきたいのは「単焦点レンズレンズ全域が単一の度数、いわゆる「遠方専用」「手元専用」などと呼ばれるものです。

百聞は一見にしかず

近距離にピントを合わす眼の機能=調節力が減少してきた目(いわゆる老眼)に対する解決策は100行の説明よりお店のテストレンズで体験するのが一番です。当店ではいろいろなタイプの両用レンズが体験できるよう用意しています。体験は無料です。

もっとスマートな呼び方募集中

老眼、ローガン、何度聞いても残念な響きです。辞書には〔farsightedness due to old age〕とあります。歳とともに見える範囲が遠ざかるという意味なのですが「長過ぎるしold ageだから老眼にしよう」たぶんそんな感じで決まったんじゃないでしょうか。正確には「調節力減退眼」なのですが言いにくいですね。

ローガンなんてこわくない

個人差と例外はつきものですが人類のほぼ大半は42歳頃から近距離に目のピントを合わせる調節力が減少し始めます。裸眼、メガネ、コンタクトで遠くが良く見えていた人は手元が見えづらくなり、近視でメガネをかけていた人は裸眼のほうが手元がよく見えるようになります。(ある程度以上の乱視は例外ですしかし、その掛けたり外したりが面倒だなあ、そんな貴方の強い味方(かもしれない)のが両用レンズです。

花眼

花
閑話休題
お隣の中国では老眼のことを「花眼」と言うそうです。
「フヮ~イェン」みたいな発音だったと記憶しています。
少しボヤ~としているほうが綺麗に見えるものもこの世にはたくさんあって花もそうなのだと。
花が綺麗に見える年頃の目、すなわち… 
なるほど~と思いました。
さすが四千年の歴史のを持つ漢字の国。粋ですね

なるべく詳しく教えてください

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メーカーによりますが現在、上記のような分類が一般的でしょうか。右から二番目のシングルビジョンが前述の単焦点レンズです。「どこで見る」「何を見る」「どんな姿勢で見る」「見たい物までの距離」などの情報をなるべく詳しく具体的に教えていただければ有り難いのです。その上で、いろいろなタイプのテストレンズでシミュレーションします。なお念のため、上記の各種両用レンズには「境い目」はありません。

本当のリーズナブルとは

価格には幅がありペア(二枚)で一万円くらいから十万円近くするレンズもあります。
「何が違うのか?」は「いかに違和感なく自然に見えるか」と「遠中近それぞれの視野の広さ」です。なお初期で度数が軽めの方は低価格のレンズでも比較的問題が少ないことは正直に申し上げておきます。そして度数は年齢とともに変化しますので、レンズも買い換えが必要になります。当店では、一万五千円~五万円の両用レンズが選ばれることが多く、度数、用途、使用状況に応じてなるべく過不足がないように、本当の意味でのリーズナブルなおすすめを心がけています。

両用レンズ一覧

デスクイメージ
パソコン作業を中心としたデスクワークに用途を絞り込んだ「近近両用」とも呼ばれるレンズです。
ルームイメージ
車の運転に使わないなら、このレンズが一番使い勝手のよい両用かもしれません。室内でかけたまま動けるのが最大のメリットです。
シティイメージ
遠近フィールドタイプと、中近ルームタイプの中間があればいいという要望に応えるべく開発されました。
フィールドイメージ
使う場所はフィールド、つまり屋外で、昼夜を問わず自動車を運転する、など 遠方の視野を重要視するタイプです。
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